パソコン検定試験(P検) |
パソコン検定試験(以下、P検と記載)とは、学校教育と社会・企業に共通する「ITスキル評価基準」を一定の基準で統合・体系化した資格試験です。 |
パソコン入門者からパソコン活用者、そして企業内の情報化推進リーダーまでのIT活用スキルレベルについて、等級別に人物を想定し、客観的評価する資格検定です。 |
またP検は、一般的なソフトウェア操作のみならず、パソコン知識、ネットワーク、モラルなど、IT活用スキル全般をカバーした検定試験であるため、たとえば「P検4級の合格者」であれば、企業入社時のパソコン研修を必要としないスキルレベルとして、また「P検3級の合格者」であれば、社会人2〜4年目相当であり、誰かに頼ることなくネット上の共有資源を活用して日常業務を迅速に遂行することができるスキルレベルとして証明することができます。 |
P検の基本コンセプト | |
P検は3つのコンセプトにもとづいて運営されています。 | |
コンセプト | 説明 |
公平 | 特定分野のソフトウェアや業種・業務を対象にしたものではなく、一般的ビジネスシーンにおける全てのパソコンユーザーと、学校で情報教育を学ぶ全ての学生を対象として、総合的なIT活用スキルを評価し、資格認定するものです。 |
公正 | 企業活用現場の「生の声」、公的機関からの「公正・客観的な視点」を結集し、各分野における時流を踏まえた専門性を高め、且つ公正性を保った資格試験運営を図るため、産学公連携により運営されています。 |
中立 | 特定メーカーの特定アプリケーションについての検定試験ではなく、また、特定のハードウェアに偏ったり、制約を受けることも無く、企業や学校などで標準的に使用されているソフトウェアやOS、環境などから出題されます。 |
企業で活用 |
高度情報化社会の実現で企業にとって総合的なIT活用能力(パソコン知識・アプリケーション操作・情報モラル&セキュリティ)の向上を図ることが不可欠となりました。 |
P検はそのための有効な手段として活用されています。 |
約170校の大学・短大で単位認定・入試優遇 |
P検合格者に対して、入試優遇措置をとる大学・短大、また単位認定のひとつとして扱う大学が急増中です。 |
各級における人物像 |